榛葉 樹人 Shigeto Shinba
静岡県島田市出身 国立音楽大学音楽学部声楽科 東京芸術大学別科声楽専攻 二期会オペラ研修所第49期マスタークラス音楽教師の母の影響で3歳でピアノを始める。いつの間にか地元の少年少女合唱団に入れられる。嫌々ながらやっていたものの、気付けば高校一年まで続ける。(ちなみにピアノは中学入学時で拒否する)何を思ったか、高校二年の終わりで音大進学を志す。
とにかく一年で詰め込んで国立音楽大学に入学。東京一人暮らしが嬉しくて2年ほど遊び惚ける。ようやく声楽を突き詰めていくことに魅力を感じ、三年生にして本気になる。大学院入学を志すが失敗、卒業後は二期会オペラ研修所へと通う。一年後、大学院入試の布石として受けた芸大別科になぜか合格、再び学生に戻る。(院には入れませんでした…)バリトンとしてオペラデビュー、プッチーニ作曲『ラ・ボエーム』のマルチェッロ役。その後も『カルメン』『ジャンニ・スキッキ』『こうもり』などに出演。『第九』のソリストなどをつとめた後、2007年にテノールへ転向。一大決心でした。今までと違う発声、音域に四苦八苦しながら様々なオペラ作品、合唱曲のソリストなどに挑戦中。また2006年よりアンサンブルグループFORESTAのメンバーに加わる。古い曲が多くて全く知らない曲に戸惑うが、いつの時代もいいモノはいい!!様々な名曲に触れる楽しみを覚える。
静岡県島田市芸術文化奨励賞を受賞 二期会会員
上本 訓久 Norihisa Uemoto
洗足学園音楽大学 同大学大学院共に首席で修了 イタリアのナポリに渡り、国立サレルノG.マルトゥッチ音楽院に入学し、E.カペーチェのもとで研削を積む。ナポリに於いて、カンピ・フレグレイ国際声楽コンクールで第一位になったのを皮切りにカゼルタ劇場や国立チマローザ音楽院の演奏会に出演。その他、ナポリ、サレルノ、アヴェリーノ等主に南イタリタでコンサートやフェスタに出演。帰国後、オペラ出演はベッリーニ「ノルマ」ポッリオーネ、ヴェルディ「ナブッコ」イズマエーレヴェルディ「椿姫」アルフレード、ヴェルディ「トロヴァトーレ」マンリーコ、ヴェルディ「マクベス」マクダフ、ヴェルディ「仮面舞踏会」リッカルド、ヴェルディ「アイーダ」ラダメス、ビゼー「カルメン」ホセ、マスカーニ「カヴァレリア ルスティカーナ」トゥリッドゥ、レオンカヴァッロ「道化師」カニオ、チレア「アドリアーナ ルクヴルール」マウリーツィオ、プッチーニ「ボエーム」ロドルフォ、プッチーニ「トスカ」カヴァラドッシ、プッチーニ「蝶々夫人」ピンカートン、プッチーニ「外套」ルイージ、など主にイタリアオペラに出演。
藤原歌劇団には、ボエームにロドルフォ役アンダー。2011年ルチアにアルトゥーロ役でデビュー。コンサートではモーツァルトのレクイエム、ベートーベンの第九のソリストを務める。2007年にはタイのバンコクに招待され、第九のソリストを務めた。2008年7月に1stCD「誰も寝てはならぬ」をベルタレコードよりリリース。メディアではNHK番組、「謎缶」「アルクメデス」「お好みワイド」に出演。その他「24時間テレビ」のミニストップのCMにオペラ歌手として出演。ラジオでは「日本の歌、世界の歌」など多数に出演。現在、藤原歌劇団団員
西島 定一 Sadakazu Nishijima
武蔵野音楽大学卒業
イタリア・ローマでマリア・カルボーネ、ジュゼッペ・モレッリに師事。
NPO法人響の森オペラを主宰し、「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」「カルメン」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「パリアッチ」「トスカ」「イル・トロヴァトーレ」などを公演、主演する。
イタリア人アーティストとの親交が深く、演出家のファランチェスコ・プリヴィテッラ、バリトンのマルロ・アウグスティーニ、指揮者のレオナルド.クァドゥリーニ各氏と共演する。
ベルカントの声に拘るコンサート、オペラを公演し、質の高い音楽を企画・プロデュースする事に心がけている。
NPO法人響の森オペラ代表理事
近年インターナショナルの声を求め、発声に目覚める。
仲田 淳也(ピアノ) Junya Nakata (piano)
国立音楽大学卒業 2003年よりイタリア、ミラノ音楽院に入学、数々のオペラにスタッフとして関わる。
平成17年度文化庁在外研修員(コレペティトゥア)として2006年までC・カメリーニ(スカラ座元音楽監督)P・ベルリーノ(スカラ座コレペティトゥア)両氏のもとで学ぶ。帰国後は指揮を星出豊氏に師事し、新国立劇場、藤原歌劇団、日本オペラ協会をはじめとする団体のオペラ公演にコレペティトゥア及び副指揮者として参加、2009年にはモーツァルトのレクイエムの公演に於いてホセ・カレーラス氏のコレペティトゥアを務める。
2007年に「イル・トロヴァトーレ」を振ってデビュー後は、「フィガロの結婚」「魔笛」「椿姫」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」「アドリアーナ・ルクヴルール」「蝶々夫人」「ジャンニ・スキッキ」「スザンナの秘密」「カルメン」「こうもり」「レクイエム(モーツァルト)」など多数のオペラを指揮。。また各地でオーケストラコンサートも行ない、指揮者としての活動の機会を広げている。
2015年より2年間再度渡欧、ドイツ・レーゲンスブルク歌劇場とオーストリア・ウィーンフォルクスオーパーで指揮者としての研鑽を積む。ウィーンで指揮をAlfred Eschwé、湯浅勇治両氏に師事。新国立劇場研修所講師を経て現在昭和音楽大学及び大学院非常勤講師。
2007年より現在昭和音楽大学及び大学院非常勤講師。足利オペラリリカ指揮者。国立音楽大学オペラ研究所客員所員。2007年から新国立劇場にコレペティトゥアおよび副指揮者として関わっている。