仲 田 淳 也 Direttore
国立音楽大学卒業 2003年よりイタリア、ミラノ音楽院に入学、数々のオペラにスタッフとして関わる。
平成17年度文化庁在外研修員として2006年までC・カメリーニ(スカラ座元音楽監督)P・ベルリーノ(スカラ座コレペティトゥア)両氏のもとで学ぶ。帰国後は指揮を星出豊氏に師事し、新国立劇場、藤原歌劇団、日本オペラ協会をはじめとする団体のオペラ公演にコレペティトゥア及び副指揮者として参加。2009年にはモーツァルトのレクイエムの公演に於いてホセ・カレーラス氏のコレペティトゥアを務める。2007年に「イル・トロヴァトーレ」でデビュー、「フィガロの結婚」「魔笛」「椿姫」など多数のオペラを指揮。2015年より2年間再度渡欧、ドイツ・レーゲンスブルク歌劇場とオーストリア・ウィーンフォルクスオーパーで指揮者としての研鑽を積む。ウィーンで指揮をAlfred Eschwé、湯浅勇治両氏に師事。新国立劇場研修所講師を経て昭和音楽大学、大学院非常勤講師。2007年より現在昭和音楽大学、大学院非常勤講師。足利オペラリリカ指揮者。国立音楽大学オペラ研究所客員所員。2007年から新国立劇場にコレペティトゥアおよび副指揮者として関わっている。
佐 藤 元 子 Soprano
東京音楽大学オペラ科卒。オペラでは1992年ヤーノシュ・アーチ指揮「カヴァレリア・ルスティカーナ」のサントゥッツァ役でデビュー。
ピエール・モランディ指揮二期会公演でプッチーニの「外套」のジョルジェッタ役、「カヴァレリア・ルスティカーナ」のサントゥッツァ役で出演。
東急Bunkamuraオペラ劇場オーチャードホールに於いて「トゥーランドット」公演のタイトルロールを3回演じる。
新日フィル定期演奏会でニコラ・マルティヌッチと「カヴァレリア・ルスティカーナ」で共演。
「蝶々夫人」「道化師」「ラ・ボエーム」「イル・トロヴァトーレ」の主演。モーツァルト、フォーレ、ヴェルディのレクイエムソリストを務める。二期会会員
西 島 定 一 Tenore
武蔵野音楽大学卒業 イタリア・ローマでマリア・カルボーネ、ジュゼッペ・モレッリに師事。 NPO法人響の森オペラを主宰し、「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」「カルメン」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「パリアッチ」「トスカ」「イルトロヴァトーレ」などを公演、主演する。 イタリア人アーティストと親交が深く、演出家ファランチェスコ・プリヴィテッラ、バリトンのマルロ・アウグスティーニ、指揮者のレオナルド・クァドゥリーニ各氏ほか多数のイタリア人歌手を招聘し、日本人ソリスト、新国立劇場の合唱メンバー他、地元のアマチュア合唱団(響の森オペラ合唱団)とのコラボでオペラの他に「ヴェルディのレクィエム」「モーツアルトのレクィエム」他、ベルカントの声に拘るコンサート多数企画・プロデュースし、地域の音楽活動に質の高さを求め寄与している。 近年インターナショナルな声を求め、進化続けるテノール歌手として独自の発声法を確立。 2021年12月、CD “静けさに歌う”リリース 。またyoutubeにて発声動画を発信予定!
巖 淵 真 理 Mezzosoprano
国立音楽大学ピアノ科卒業。同大学院オペラコース、新国立劇場オペラ研修所第1期修了。文化庁芸術在外研修員としてイタリアに留学。ルイーザ・マラリアーノ女史の元で研鑽を積む。
サンタマルゲリータ・リグレ・オペラフェスティヴァル公演では「イル・トロヴァトーレ」アズチェーナ役「蝶々夫人」スズキ役、ジェノヴァ・カルロフェリーチェ劇場アウディトリウムシーズン公演に出演。<br>これまでに「アイーダ」アムネリス、「ドン・カルロ」エボリ公妃、ベッリーニ「ノルマ」アダルジーザ、「アドリアーナ・ルクヴルール」公爵夫人、ドボルザーク「ルサルカ」魔女イェジババ(チェコ語上演)、日本のオペラでは寺嶋陸也作曲「末摘花」叔母他で出演。宗教曲のソリストとしてもモーツァルト、ヴェルディ「レクイエム」、ロッシーニ「スタバト・マーテル」ベートーヴェン「第九」他ソロを務める。
ポンティンブレア及びヴィアレッジョ国際声楽コンクール第2位。二期会会員
田 中 大 輝 Basso
昭和音楽大学卒業、同大学大学院修了。第52回日伊声楽コンコルソ入選。2012年「フィガロの結婚」のバルトロ役に抜擢されて藤原歌劇団にデビュー。以降、「カルメン」ダンカイロ、「ラ・トラヴィアータ」ドゥフォール、「仮面舞踏会」サムエル、「トスカ」シャルローネ、「愛の妙薬」ドゥルカマーラなどで出演。17年の「ノルマ」オロヴェーゾ役で、バス歌手としての新境地を開き、18年「ナヴァラの娘」(日本初演)ガリード「ドン・ジョヴァンニ」レポレッロ役でも高く評価された。
昭和音楽大学にて「夢遊病の娘」アレッシオ、「ピーア・デ・トロメイ」ランベルト、「ファルスタッフ」題名役、「愛の妙薬」ドゥルカマーラ、「オベルト・サン・ボニファーチョ伯爵」タイトルロール、「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵、「コジ・ファン・トゥッテ」ドン・アルフォンソ、日立シビックセンター会館25周年記念事業/ひたち野外オペラ「マクベス」バンクォー、藤沢市民オペラ「トスカ」シャルローネ/牢番などにも出演。またコンサートの分野でも「メサイア」、「第九」、モーツァルト「レクイエム」などのバス・ソロとして活躍の場を広げている。
藤原歌劇団団員 昭和音楽大学非常勤講師