榛葉 樹人 Shigeto Shinba
静岡県島田市出身 国立音楽大学音楽学部声楽科を卒業後、東京芸術大学別科声楽専攻を修了。二期会オペラ研修所第49期マスタークラスを修了。バリトンとしてオペラデビューし様々な舞台で好演、また「第九」のバリトンソロなど合唱曲のソリストとしても活動後テノールへ転向。これまでに「ドン・ジョヴァンニ」ドン・オッターヴィオ、「魔笛」タミーノ、モノスタトス、「蝶々夫人」ピンカートン、ゴロー、「外套」ティンカ、「妖精ヴィッリ」ロベルト、「リゴレット」マントヴァ公爵、「仮面舞踏会」リッカルド、「椿姫」アルフレードなどで出演。その他にも宗教曲のソリストなどを務め活躍の場を広げている。またアンサンブルグループFORESTAのメンバーとして、毎週月曜19時よりBS日本・こころの歌に出演中。2017年2月、静岡県島田市より芸術文化奨励賞を受賞。YouTubeチャンネル「榛葉樹人Music diary」を立ち上げ、様々な音楽を配信。コロナ禍においてはイマチケ・オンラインコンサート配信を精力的に行い、新しい形での演奏会の楽しみ方を提案している。二期会会員。コロナ禍により中断していたエクシブ山中湖でのディナーコンサートが2022年1月27日に再開。更にその翌々日の29日には町田市民フォーラムにてソロコンサートを開催予定。演奏予定曲目は、シェリト・リンド、学生王子のセレナーデ、Maria、La Danza など
上本 訓久 Norihisa Uemoto
洗足学園音楽大学 同大学大学院共に首席で修了 イタリアのナポリに渡り、国立サレルノG.マルトゥッチ音楽院に入学し、E.カペーチェのもとで研削を積む。ナポリに於いて、カンピ・フレグレイ国際声楽コンクールで第一位になったのを皮切りにカゼルタ劇場や国立チマローザ音楽院の演奏会に出演。その他、ナポリ、サレルノ、アヴェリーノ等主に南イタリタでコンサートやフェスタに出演。帰国後、オペラ出演はベッリーニ「ノルマ」ポッリオーネ、ヴェルディ「ナブッコ」イズマエーレヴェルディ「椿姫」アルフレード、ヴェルディ「トロヴァトーレ」マンリーコ、ヴェルディ「マクベス」マクダフ、ヴェルディ「仮面舞踏会」リッカルド、ヴェルディ「アイーダ」ラダメス、ビゼー「カルメン」ホセ、マスカーニ「カヴァレリア ルスティカーナ」トゥリッドゥ、レオンカヴァッロ「道化師」カニオ、チレア「アドリアーナルクヴルール」マウリーツィオ、プッチーニ「ボエーム」ロドルフォ、プッチーニ「トスカ」カヴァラドッシ、プッチーニ「蝶々夫人」ピンカートン、プッチーニ「外套」ルイージ、など主にイタリアオペラに出演。藤原歌劇団には、ボエームにロドルフォ役アンダー。2011年ルチアにアルトゥーロ役でデビュー。コンサートではモーツァルトのレクイエム、ベートーベンの第九のソリストを務める。2007年にはタイのバンコクに招待され、第九のソリストを務めた。2008年7月に1stCD「誰も寝てはならぬ」をベルタレコードよりリリース。メディアではNHK番組、「謎缶」「アルクメデス」「お好みワイド」に出演。その他「24時間テレビ」のミニストップのCMにオペラ歌手として出演。ラジオでは「日本の歌、世界の歌」など多数に出演。現在、藤原歌劇団団員今後の公演予定は、1月29日に新国立劇場の中劇場にて「オテッロ」オテッロ役、3月26日に千葉市風の丘ホールにて「道化師」カニオ役、4月23、24日に埼玉県入間市アトリエアミーゴにて「道化師」カニオ役、5月8日に玉川上水にて「椿姫」アルフレード役で出演。
西島 定一 Sadakazu Nishijima
武蔵野音楽大学卒業 イタリア・ローマでマリア・カルボーネ、ジュゼッペ・モレッリに師事。NPO法人響の森オペラを主宰し、「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」「カルメン」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「パリアッチ」「トスカ」「イルトロヴァトーレ」などを公演、主演する。イタリア人アーティストと親交が深く、演出家ファランチェスコ・プリヴィテッラ、バリトンのマルロ・アウグスティーニ、指揮者のレオナルド・クァドゥリーニ各氏ほか多数のイタリア人歌手を招聘し、日本人ソリスト、新国立劇場の合唱メンバー他、地元のアマチュア合唱団(響の森オペラ合唱団)とのコラボでオペラの他に「ヴェルディのレクィエム」「モーツアルトのレクィエム」他、ベルカントの声に拘るコンサート多数企画・プロデュースし、地域の音楽活動に質の高さを求め寄与している。近年インターナショナルな声を求め、進化続けるテノール歌手として独自の発声法を確立。2021年12月、CD “静けさに歌う”リリース 。またyoutubeにて発声動画を発信予定!
仲田 淳也(ピアノ) Junya Nakata (piano)
国立音楽大学卒業 2003年よりイタリア、ミラノ音楽院に入学、数々のオペラにスタッフとして関わる。平成17年度文化庁在外研修員として2006年までC・カメリーニ(スカラ座元音楽監督)P・ベルリーノ(スカラ座コレペティトゥア)両氏のもとで学ぶ。帰国後は指揮を星出豊氏に師事し、新国立劇場、藤原歌劇団、日本オペラ協会をはじめとする団体のオペラ公演にコレペティトゥア及び副指揮者として参加、2009年にはモーツァルトのレクイエムの公演に於いてホセ・カレーラス氏のコレペティトゥアを務める。2007年に「イル・トロヴァトーレ」を振ってデビュー後は、「フィガロの結婚」「魔笛」「椿姫」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」「アドリアーナ・ルクヴルール」「蝶々夫人」「ジャンニ・スキッキ」「スザンナの秘密」「カルメン」「こうもり」「レクイエム(モーツァルト)」など多数のオペラを指揮。また、各地でオーケストラコンサートも行ない、指揮者としての活動の機会を広げている。2015年より2年間再度渡欧、ドイツ・レーゲンスブルク歌劇場とオーストリア・ウィーンフォルクスオーパーで指揮者としての研鑽を積む。ウィーンで指揮をAlfred Eschwé、湯浅勇治両氏に師事。新国立劇場研修所講師を経て現在昭和音楽大学及び大学院非常勤講師。2007年より現在昭和音楽大学及び大学院非常勤講師。足利オペラリリカ指揮者。国立音楽大学オペラ研究所客員所員。2007年から新国立劇場にコレペティトゥアおよび副指揮者として関わっている。